大学入試 出願以降 親としてサポートすることは何か

こんにちは。
センター試験、お疲れさまでした。
大学入試も出願完了の時期にさしかかってきましたね。
日頃、親しくさせていただいていて、今年受験生を抱えているお宅が数軒あります。
どなたも、わが家の入試史をご存じなので、このところ連絡くださり、母親としての不安な気持ちを話されます。
当時の私と比べれば、みなさんとても冷静で、上手にサポートされているなぁと思います。自分は泣きたくなるくらいにおびえていましたから。

受験生の保護者がこの時期、受験生のわが子をサポートすることのひとつに、宿泊先の予約があると思います。いわゆる、受験生の宿と言われているものです。

センター前にあらかじめ予約しておくことが、うちの場合はできませんでした。センターで何%とれたか、それにより、出願先が決まるからです。でも、センター前に予約して、やはり別の大学に出願することになっても、センター後すぐ手続きをすれば、キャンセル料金が発生しないので、予約はセンター前にしておくことが一般的なようです。私は弱気でとてもそんな気分にはなれませんでしたが…反省しています。
長男の時、次男の時、どちらも私が宿を探しましたが、特にトラブルはなかったようです。たいしたサポートはできなかったので、ここはがんばりました。とはいえ、これは常識の範囲内でしたね。がんばったなんて言えるようなことではありませんでした。すみません。

文系の長男は志望校が全て東京でした。幼いころから、手のかからない息子でしたが、さすがにこの時の本心は、弱気な部分もあったと思います。最期まで弱気なコメントを聞くことはありませんでした。がんばっていたのが伝わってきたので、がんばれとは私も言わず、無事を祈り帰りを待つだけでした。直接的な気の利いた言葉をかけられず、今でも申し訳ないと思っています。

次男の本命は2日間の受験日程でした。地方の中核都市にある大学でしたので、大学の数も東京に比べれば限られるからか、シャトルバスを準備しているホテルはすぐに見つかりました。私立入試の時は、全て東京で長男のマンション泊になりました。長男がタクシー手配や、食事の世話をしてくれたので助かりました。知らない間に、多少は、弟想いの兄になってくれていて、不安な気持ちのなか、うれしく思えた出来事でした。
長男には何度も助けられてきました。きちんとその感謝を伝えることをしなければと思います。卒業祝いの席で言えたらいいと考えています。



食事は2人ともあまり喉を通らなかったようですが、ホテルの明細を見ると、夜、ルームサービスを何回か利用していました。コンビニ弁当、ホテルの食事会場などは、無理な心境があったのかもしれません。または、自室にこもって勉強することが残っていたのかもしれません。もしかしたら大した理由はない可能性もあります。

試験後、待つしかない状態で待つのは、時間の流れが遅く感じられ、強烈に不安な日々となりました。冷静でいることに努めるばかりの日々でした。2人とも浪人の立場での受験を経験してしまいましたので、本人たちはどれだけ緊張したか、想像しきれないほどです。

私には、受験期真っ只中のお子さんをお持ちのお母さんに、このタイミングで不安な気持ちが晴れるような言葉を見つけることができません。どれも軽い言葉になってしまいそうで、ひたすら聴き役になるしか、励ます手段がないように感じています。少しでも晴れるなら、喜んでお話聴かせていただきます。いつでも連絡くださいね。

全ての日程が終了して、しばらく経ったら、今だからこそ言えることを、みなさんと笑って話せるように、そんな日がくることを、そればかりを、心から祈ります。

辛い時期を乗り越え、お子さんが手にする結果です。これでよかったと、親心の底から言ってあげる準備。どんな結果でも、この先また頑張って生きていくことに変わりはないのですから。健康管理以外に、必要なサポートはもう、これしかないと思います。